『鳥的思考・虫的視点』とは?

父の版画や生き方などを紹介するYouTubeチャンネルを立ち上げました。

「鳥的思考・虫的視点 Bird Mind, Insect Eyes」
▶︎YouTubeへの入り口

まだ短い動画を一本公開しただけですが、このサイトと同じように
少しずつ育てていけたらと思っています。
よろしかったらチャンネル登録をお願いいたします。

さて、YouTubeでも使った「鳥的思考・虫的視点」という言葉ですが、
これは1999年に発行した第一画集のタイトルでもあります。

鳥が空から地上を見渡すように、広く大きな視野で物事を考えること。

そして、小さな虫を虫眼鏡で観察するように、
細かなところまで丁寧に見ること。

これは父・羽田智千代が、作家としても
一人の人間としても大切にしていた考え方でした。

さらに言えば、「めんめ」のキャラクターたちは、
鳥のようにも虫のようにも見えます。
この言葉は、そうした作品世界とも深く結びついています。

以前、父の知人である元新聞記者の方がこの話を聞き、

「新聞記者の世界でも『鳥の目、虫の目』が大切だと
 先輩たちから教わった。まさにその通りですね」

と感心してくださったことがありました。

物事を大きく捉える視点と、細部に目を向ける視点。
父はその両方を大切にしながら作品を作り続けていたのだと思います。

そういえば、昔こんなGIFアニメーションを作ったことがあります。

1999年に第一画集を発行した際、市立大町山岳博物館で開催した個展会場に
コンピュータを設置し、この画像や
「ハンガニメーション」の第一作『おきようよ』を上映していました。

まだインターネットや動画配信が今ほど身近ではなかった時代ですが、
版画の世界を少しでも動かして見せたいと思って試みたものでした。

「ハンガニメーション」については、すでに『忘れてなるものか』を掲載しています。
『おきようよ』をはじめ、他の作品も順次公開していく予定ですので、
それまで楽しみにお待ちいただければ幸いです。

この記事を書いた人

羽田智憲