2011年作『みあげれば…』
できる限り余計な要素を省き、シンプルな構図を追求した作品です。
父自身、そのひとつの到達点と感じていたのではないかと思います。
しかし、父が尊敬していた安曇野の先輩作家・西澤洋先生からは、
個展会場で次のような言葉をいただきました。
「私なら右上の鳥虫は入れない。
そうすると構図が不安定に感じるだろうが、
それがムーブマンというものだ。」
父にとっても印象深い助言だったと思います。
また、この作品は『美術の窓』2011年10月号の特集
「黒を使いこなす」の中でも紹介されました。
