『時の流れの中で』

2019年制作『時の流れの中で』。

マーブリング(墨流し)とスタンピングを組み合わせて制作した一点ものの作品です。

この頃、父はマーブリングの表現に興味を持ち、さまざまな実験を楽しんでいました。偶然生まれた模様の中に、自身のキャラクターを加えて作品にすることもあったようです。

この作品に登場するキャラクターは、消しゴムに彫ったものをスタンプのように押したものと思われます。また、画面に見られる緑色の部分も、指や何らかの道具を使ってスタンピングしたものではないかと考えられます。

木版画とはまた違った、遊び心と実験精神にあふれた作品です。

この記事を書いた人

羽田智憲